家コーヒーの調子がいい話
最近は家コーヒーにハマっている
なぜ、お店で飲むコーヒーは美味しいのに、家で飲むコーヒーはこれほどまでに味が違うのか。
コーヒー器具を揃えて、豆を購入したお店のバリスタの方にレシピを聞いて、同じ方法で抽出しているのに、あまりにも味が違うので、家でコーヒー器具が冬眠している時期がありました。
でも、やっぱり家でも美味しいコーヒーが飲みたいと思って、いろいろと模索しました。たどり着いた結論は、「お店で提供されるクオリティのコーヒーを素人が家で抽出することは不可能に近い」ということ。
①お店では毎朝カッピングを行ってレシピを調整している。
②グラインダーの質の高さ。
③バリスタの腕。
④抽出を見据えた焙煎
お店と家の違いはこのようなところでしょうか。強いていうなら②はお金を出せばすぐに実現できますが、①は仮に家でカッピングを行ったとしてもレシピの調整方法がわかりません。③はもってのほか。④は家でできなくもないですが、コストと時間と経験が必要かと思います。
ただ、これは一つの価値観の問題であって、①③④についても、バリスタになるために勉強してスキルアップすれば不可能ではないと思います。私の場合は、そこまで考えておらず、あくまで趣味の範囲で最大限美味しく抽出したいと思っています。
ではどうすればいいのか。
それは、お店でドリップコーヒーを抽出してもらい、バリスタにレシピを聞いて、同じ豆を買って帰り、そのレシピで抽出することです。挽き具合や抽出温度、攪拌の有無など、お店によってレシピは様々です。お話しする中で、自分が持っている器具などを伝えて聞いてみると、具体的にグラインダーの目盛りなどまで教えてもらったこともあります。
もちろん、酸化度やその日の気温、湿度などによっても変化する要素はありますが、ある程度はお店の味に近づけるようになりました。
そんなこんなで、最近は毎朝、家でドリップコーヒーを作って水筒に入れ、会社で飲んでいます。日によって味の違いはありますが、同じ豆でも毎日少しづつ変化する味を楽しみながら、勉強しています。